✔面接で話す内容は同じもので良いのか知りたい
✔面接で通りやすいガクチカ・自己PRを作りたい
「ガクチカも自己PRもほぼ同じでは??」と疑問に思ったことはありませんか?
また、どうすればうまく作れるようになるか知りたいですよね。
実際に私は、卒業3か月前から就活を始めて、この「ガクチカ」と「自己PR」との違いに悩まされてきました。
しかし、これからお伝えすることを知ってからは、面接の通過率も2倍以上よくなり、結果的に2か月弱の就活で内定を4社もらえました。
この記事を読むとこの3点がわかります!
・ガクチカと自己PRの違いがわかる
・面接で両者をどう話せばよいかわかる
・効率よく作成・練習するための方法がわかる
✔ガクチカと自己PRの違い
✔ガクチカと自己PRは別の事が良い
✔効率良く行う面接対策方法
この記事を書いている私は、
スタートの遅れた就活生ではありましたが、就活になんとか成功し、現在以下のような労働環境で働いています。
月平均残業
20~30時間
(みなし残業制ではないため、全て残業代に組み込まれます)
給与
初任給21,5000円(+残業代)
ボーナス
2か月分給与
家賃補助
75%補助
(僕は6.8万の物件に1.7万円で住んでいます)
現在使用している、私の新卒入社した会社の名刺です。
✔僕の就活体験談はこちら
1.ガクチカと自己PRの大きな違い
ガクチカと自己PRは似ているようで少し違います。
共通点・相違点をまとめるとこのようになります。
・会社が求める人物像に当てはまっているかの判断材料となる
・自分で自分のことを相手に正しく伝えられるかチェックされる
・自分の特徴を伝える方法が間接的か直接的か
・面接官に伝える内容が、苦難の乗り越え方・モチベーションか自分の特徴の話か
ガクチカ | 自己PR | |
自分の強み・特徴を伝える方法 | 間接的(面接官に気づいてもらう) | 直接的(自分で話す) |
伝える話の内容 | 自分が頑張れるモチベーションを語る (壁の乗り越え方) | 他人対する影響力・ 自分の人柄を語る (他人との区別) |
Ⅰ 面接官に自分のことを伝える方法
自己PR:直接的
面接官に自分の強みや特徴を伝える際、ガクチカは間接的にアピールし、自己PRでは直接的にアピールします。
自己PRは自分から言ってその立証をする
本記事ではダンスを例に、解説します。
学生時代に力を入れて頑張ったことはダンスです。ダンスサークルに初心者として加入したので、発表会では下手で目立つことが多く、悔しい思いをしていました。そこで私は「このチームのエース級になってみんなを引っ張っていく存在になりたい」と決心。それから毎日自宅でも練習しました。結果的に、引退発表会では、センターポジションんを任され、チームを引っ張る存在になれました。
◎負けず嫌い&目標達成のために努力できることを面接官に気づいてもらう。
私の強みは、負けず嫌いで目標のために人一倍努力する点です。
私は学生時代、サークルでダンスをやっていました。初心者としてダンスを始め、全く上手ではなかったので、発表会では悪目立ちしていました。私はそれが何より悔しかったです。そこで私は、「このチームのエース級になってみんなを引っ張っていく存在になりたい」と目標を立てて、それから毎日練習しました。負けず嫌いな性格と人一倍努力によって、結果的に最後は最後はチームを引っ張る存在になれました。
◎負けず嫌い&努力家ということをアピールするための具体例(立証に使うもの)として、ダンス活動を挙げる。
Ⅱ 面接官に話す内容
自分が頑張れるモチベーションを語る
(壁の乗り越え方)
自己PR
他人対する影響力・自分の人柄を語る
(他人との区別)
別例でご説明します。
ガクチカは自分のモチベーション・行動原則はどういったものなのか。
(たくさん時間のある中でなぜその事を選んだのか、つらいことに対してどう乗り越えていくのか)
自己PRは他人に対してどういう影響を及ぼすのか。
(何ができるのか=会社にどんな貢献をしてくれるのか。)
例文はアルバイトについてです。
私の学生時代に頑張ったことは、アルバイトでお客様満足度を向上させ、リピーターを増やし、店舗の売り上げを安定させることです。私がバイトに入ったころは、お客様満足度が低く、リピート率が悪かったです。結果的に店舗の売り上げが上がらずに悩んでいました。せっかく働くなら、常連さんのくるような良いお店にしたいと思い、私は3つの策をうちました。○○と△△と□□です。
特に○○は、他のバイトの協力が必要で苦労しました。
そこで私はなぜ協力してくれないのかを考えました。考えた結果、これらの施策は、バイトにとって直接的なメリットが無いことに気づきました。そこで●●を行い、少しずつ協力を求めるようにしました。社員さんとも月に2回ミーティングを行い、施策のチェックをしました。その結果、バイト仲間は協力に動いてくれるようになり、○○と△△と□□はうまくいきました。そしてお客様満足度に繋がり、売り上げも安定しました。
私の強みは、所属するコミュニティへの帰属意識が強い点と、仲間に行動を促すための動機付けコミュニケーションが上手に取れる点です。現在も続けております、アルバイトで私の強みの具体例を述べさせていただきます。私の強みである帰属意識の強さから、まずアルバイト先の店舗の売り上げを安定させたいと思うようになり、私は3つの策を社員さんへ提案しました。ところが、はじめのうちは他のバイトの協力がなかったのでうまくいきませんでした。そこで私は●●を行いました。
それは仲間に行動を促すための動機付けコミュニケーションとしてやったことです。そして、周りのバイト仲間が少しずつ協力してくれるようになりました。○○と△△と□□はうまくいきました。結果、お客様満足度に繋がり、売り上げも安定しました。これらの例から、所属するコミュニティへの貢献感が強い点と、仲間に行動を促すための動機付けコミュニケーションが上手に取れる点が私の強みではないかと思っております。御社でもこの強みを活かして、★★したいと思います。
内容は同じようなものでも、伝える方法や焦点によって、面接官へどういう印象を与えるのかが少し変わってきます。
もし、ガクチカと自己PR、
どちらか一方しか聞いてこない面接なら、
ガクチカと自己PR同じ内容でも良いです。
しかし、どちらも聞いてくる面接の場合は、
違う内容にすることが望ましいです!
Ⅲ ガクチカと自己PRの中身が一緒で良いのかどうか
その理由は、
企業の人事は「欲しい人物像」にあった人かどうかを面接で判断したいからです。
☛その人のある側面しかわからない
一緒に働きたいと思いづらいガクチカと自己PRの中身が別
☛その学生のいろんな側面が分かる
☛一緒に働きたいかどうか判断しやすい
面接で、「よくわからない」と判断された学生は選考で落ちます。
なぜならその場で「よくわからない」と判断される人は、このように面接官に判断されるからです。
一回の面接での印象=ビジネス相手との最初の印象という価値観で面接をしている人事が多いので、面接では、自分に関するより多くの情報を提供するようにしましょう。
Ⅳ 私のガクチカと自己PR
・4年生の10月から始めたインターンシップで目標数字を達成したこと
・4年生の春から演劇を始めて、舞台に出演し、お芝居を学んだこと
・3年生の夏ダンスサークルで、1演目だけ責任者をやったこと(共同責任者は4人)
・誰かから指示されるのを待つのではなく、自分から考えて行動できる
・人見知りをせずに、どんなに年齢差があっても懐に入れる
・一度自分で立てた目標は何が何でも達成しようと行動する
ガクチカや自己PRをうまく誇張することによって、またその話し方によって、「優秀だな」「うちに合った人材だな」と面接官に思わせることができます。
ガクチカの面接官に刺さる話し方の記事はこちら
人事や企業によって話すことを変えたりするためです。
ガクチカの作り方に関する記事はこちらです。
2.ガクチカとは
ガクチカの一般的定義は
「学生時代に力をいれて取り組んだこと」です。
つまり、みなさんが学生時代にやってきた、
サークル活動・アルバイト・研究・インターンシップ・留学などが挙げられます。
ガクチカの全般について知りたい人はこちらの記事をご覧ください。
Ⅰ 面接官に見られている点
ガクチカで面接官が見ている点は、大きい観点からお伝えすると、以下の通りです。
(どれだけ競争が激しい中取り組んできたか)
✔思考力
(答えのない問いに対して考えられる力)
✔モチベーション
(どういう環境であれば頑張れるのか。頑張るきっかけは何か)
✔学生時代にやってきたことが企業で活かせるか
(理系に多い)
このような学生がほとんどだと思います。
なぜなら僕もそう思っていたからです。
しかし、僕は、結果的には良い就活の結果を残せることができました。
実は、他にも面接官が「ガクチカ」見ている点があります。
「ガクチカ」のどんなところを見ているのかという点に関しては、以下の記事をご覧ください。
Ⅱ ガクチカの作り方
ガクチカの作り方に関する細かい記事はこちらにあります。
本記事では、大まかに「ガクチカの作り方」についてお伝えしていきます。
次のポイントがとても重要です。
ガクチカ=そのチェックをするために学生に投げかける質問
ガクチカの作成では、アルバイト・サークル・ゼミなどいろんあジャンルがあります。それぞれにあった作り方を紹介してますので、参考にご覧ください。
Ⅲ ガクチカの例文
ガクチカの例文集は、こちらの記事に記載しております。
多くの例文を見て、参考にしてみてください。
3.自己PRとは
自己PRとは、自分の強みを面接官に語ることです。重要なのは以下の2点です。
Ⅰ 強みをどう活かすか
こちらを意識することが大切です。
強みを語る上で大事なことが、人事(会社)はどんな人材が欲しいと思っているのか。を知ることです。
ストレートに表現すると、
なぜなら入社してからギャップが生まれる可能性があるからです。
自分を無理に作った状態で入社すると、本当の自分と、作った自分が違う時このようなことが起こります。
自分の性格や能力を偽り続けるor会社にとっても「こんな子だったのか」と期待を裏切られる
両社にとって良くないので、無理やり嘘の自分の強みを作るのは辞めましょう。
Ⅱ 自分の人柄をアピール
自己PRでは、自分の人柄をアピールしましょう。
人柄とは、自分の○○という一面、○○という性格というものです。
例えば、
リーダー気質
サブ的ポジション
自分よりも人のためにという気持ちが強い
このような自分の性格を表現することによって、面接官は、学生と一緒に働くイメージや活躍するイメージをしやすくなります。
4.ガクチカ・自己PRの面接対策方法
ガクチカ・自己PRの面接対策では、以下の方法がベストです。
✔効率良く行う面接対策方法
企業の人事と面談or面接
フィードバックを受ける
改善点を見なおす
自分なりのガクチカ等を再作成
企業の人事と面談or面接
……繰り返し
✔フィードバックを受けられない!
✔まず、最初のガクチカ作成でてこずりそう!
と思う方は、就活サポートのプロを利用しましょう。
私は、卒業3か月前から就活を始めたので、就職エージェントを9社利用しました。
そんな僕が、厳選したエージェントのまとめとうまく活用する方法をまとめていますので、参考にご覧ください。
5.まとめ
✔ガクチカと自己PRの違い
自分のモチベーション・ツライいことを乗り越えた方法を語り、自分の長所を面接官に推察してもらうもの
自分の長所・性格を、直接的に面接官に伝える。また会社でどう活かすか、自分は何ができるのかをアピールするもの
✔ガクチカと自己PRは別の事が良い
もし、ガクチカと自己PRどちらも聞いてくる面接であれば、ストーリーの内容は、別のことを話しましょう。
☛その学生のいろんな側面が分かる
☛一緒に働きたいかどうか判断しやすい
✔効率良く行う面接対策方法
企業の人事と面談or面接
フィードバックを受ける
改善点を見なおす
自分なりのガクチカ等を再作成
企業の人事と面談or面接
……繰り返し
✔フィードバックを受けられない!
✔まず、最初のガクチカ作成でてこずりそう!
と思った方は、以下の記事を参考にし、就職エージェントを利用しましょう。